【日記】髙橋課長は人格者だった。

人格者だからこそ損をする
マキヤ 2023.09.28
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暴言・暴力・セクハラ・パワハラ・新卒を妊娠させた役員がその新卒をクビにするなど、この世の全てがあったブラック企業において、髙橋さんは数少ない”まともな人”だった。

めちゃくちゃ仕事が出来るだけでなく、上層部からの理不尽な命令には従いつつも、部下が苦しむ命令に対してだけは戦ってくれる人だった。

腐った上層部から「髙橋は面倒くさい」なんて言われていたが、それは髙橋さんを人格者だと表しているようなものだった。この人に救われた人は何人もいて、当然すごく慕われていた。

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